子どもがかかりやすい病気の1つにロタウィルスという病気があります。
一般的には嘔吐下痢などとも呼ばれますね。
実はこの病気、新生児などの低年齢の子どもほどうつりやすい病気です。
ロタウィルスの時の下痢は
赤ちゃんのロタウィルスの下痢の症状として有名なのが白い便。
もう少し詳しく言うと少し泡立った感じの時もあります。
白、もしくはライトグレーで泡立っている状態。
この色でまだ体内に菌が残っているかどうかが目安となります。
うつりやすいオムツ替えのタイミング
やはり赤ちゃんのうちはおむつ替えが頻繁に必要になりますよね。
実はこれが一番うつりやすいタイミング。
ロタウィルスの菌は便や嘔吐物へと出てきます。
手をしっかりと洗ったつもりでも何故かうつりやすいもの。
ココが重要なポイントです。
経験者としてのアドバイス
赤ちゃんのロタウィルスで家族中にうつった経験から言わせていただくと、予防はしすぎるくらいでちょうどいいと考えます。
- おむつを変える時はおしりふきをあらかじめ多めに出しておいて、途中容器には触れない。
- 使い捨てのビニール手袋を使用。
- 変えたあとは手洗いをしつこく。(移動中はどこにも触れないように)
- 手を拭くタオルはそのまま洗濯へ。
これくらしつこいくらいに注意すると、意外とうつらなかったという研究結果が(我が家のものですが)出ています。
これを機に我が家は手拭きタオルを小さなガーゼに変えました。
一回ごとに交換です。
家族で使い回しはしません。
そうしないと主人にまでうつしてしまい、誰も動けない自体を招いてしまうのです。
飛沫感染と言われていますが、オムツ替えを変えるだけでも我が家では効果がありました。
その他にも唾液など気を付ける必要もありますが、オムツ替えが効果ありのようです。
発症はある日突然に
赤ちゃんのロタウィルスはある日突然やってきます。
それも瞬間的に。
さっきまで元気に遊んでいたのに・・・いきなり嘔吐!
食べ過ぎかな?なんて思っていたらまた嘔吐。
この後下痢をし、ロタウィルス発覚。
劇的進行のロタウィルス
一度自身で経験されたことがあるとわかると思いますが、「ちょっと怪しいなー」と自分の体調を気にしだしたあと、劇的に進行します。
具合悪い⇒嘔吐⇒目が回る⇒下痢
こんな感じで移行していきます。
嘔吐の部分が短ければまだ楽なのですが、ひどい時はここが少し長いです。
嘔吐は吐きどめ薬を病院でもらうだけでも随分楽になります。
下痢は止めると治りませんので、止めないほうがいいと言われています。
菌を体外に出してしまう必要があるのです。
突然の発症でも慌てないように
こういった具合にある日突然発症するものなので、気がついたら自分にうつってたということもあり得ます。
そうでなくても子どもは病気にかかりやすいもの。
日頃から予防の意識が大事ですね。